2010耐久ツーリングin岩手…前編

前の週末、ちょっとお出かけしてきました。
深夜０時を過ぎた頃、風呂入ったり準備したりで出発したのが午前２時より少し前。

走行距離はちょうど２１０００ｋｍ。
（車両の総走行距離はたぶん５万オーバー程度）
ま、こりゃ今回は計りやすい。
目標は漠然と
「海から昇る朝日が見てぇ。」ってテーマなんですが、出発時間的に既に無理じゃね？とは思ってました。
ウチから太平洋までは最短でも２００ｋｍ近くありますし、日の出が早い季節ですからねぇ。
（…つーか、秋田から出るだけで１時間ほどかかるんですけどね。
信号なんて数えるほどしか無いのに…。）
とはいえ、そんな目標にしたのも純粋にツーリングを楽しみたいと思ったからですし、かなり久々の深夜スタートのツーリングを堪能します。


途中のコンビニで一息。
ここから県境を越えてしばらく先まではコンビニがありませんので…。
夏のツーリングは深夜に距離を進めるのが好きなオレにとっては、コンビニと２４時間営業のガソリンスタンドは貴重な補給基地です。
…セルフ慣れしてないオレにとっては、２４時間スタンドがどんどんセルフ化してるのが大問題なんですけど。


さて、それから２時間ほどして、やっぱり空が明るくなりました。
ま、途中で見えた月の欠け具合もあって、盛岡あたりで日が昇るのは予想してたんですけどね。
確実に間に合わないと分かって、かえってノンビリ走れたので良かったのかも？


久々に立ち寄った石鳥谷の道の駅の裏にて。
ちょうど午前５時頃…この時間帯に走る快感を久しぶりに思い出してみたり。

　
とりあえず目標は無理だったけど、せっかくだから太平洋見たいなぁ…と考えた所で、釜石に悪友がいる事を思い出す。
よし、新しい目標決定。

で、南下しながら釜石に向かう道路を探すものの、サッパリ出てこない。
記憶している地理が不正確なため、
『あれぇ？もっと北側だっけ？』となり、さすがに地図を取り出す。
…さっきから何度も看板をスルーしていた『遠野』の向こう側だと判明。
いやはや、遠野は内陸のイメージが強いんで、港町の釜石とはイメージが繋がらなかったよ、テヘッ♪

『テヘッ』じゃねぇー！！とか一人ツッコミつつ、闇雲に遠野方面への道路に飛び込む。
…微妙に遠回りになりつつも、見覚えのある道（遠野も道の駅があるので、過去に何度か来てます）に合流。

『超』のつく方向音痴で、人の顔とか女の子の名前はサッパリ覚えないのに、不思議と通った事のあるルートとかは記憶に残ってたりします。
…田舎のイメージを押し出してる遠野が、我が故郷の片田舎に比べたら遙かに大都市というのも記憶の通り。

と、その（オレにとっては）大都市を過ぎた頃、ふと見覚えのないルートが出現する。
そういえば釜石の悪友が釜石への転勤直後
『新しいバイパスのおかげで盛岡が近くなってたよ』と喜んでいたのを思い出す。
ナルホド、コレの事か…と、もちろん飛び込む。

…。

……殆どがトンネルという、景色もへったくれもないバイパスでした。
どうりで出口がなかなか見えないと思ったら、長さ数キロというトンネルが数本あった模様。

そんな感じでやっと釜石に到達した所で、次回に続きます。